9月の低山ハイキング     
          迫間山  309m    (各務原市)  
                          2015年9月10日 


                              『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 センニンソウ:キンポウゲ科

葉っぱにギザギザ(鋸歯)がない

ボタンヅルは、花がそっくりだが
葉はつるっとしてギザギザがない(全縁)




  シラヤマギクかな?:キク科

『ややまばらに頭花』

『舌状花の数が少なく、間が透けて見える花が多い』

花の特徴にぴったりなのでシラヤマギクとしたが
どうだろう??





1
 ママコナ(飯子菜)の仲間:ハマウツボ科(ゴマノハグサ科)-1

今日一番たくさん咲いていた花  ちょうど見頃


   
2
「苞」の縁は、まばらに棘があり、下唇の隆起は白 ・・・→シコクママコナ??


   
3
「苞」の縁は、つるっとしていて、下唇の隆起は白 ・・・→ミヤマママコナ??


   
4
「苞」の縁は、つるっとしていて、下唇の隆起は白〜薄黄色 ・・・→ミヤマママコナ??


   
5  白花
「苞」の縁は、つるっとしていて、下唇の隆起は白 ・・・→ミヤマママコナ??


 ママコナ(飯子菜)の仲間:ハマウツボ科(ゴマノハグサ科)-2

『下唇の白斑をご飯粒に見立てたもの、あるいは若い種子がご飯粒に似ているから』というのが名前の由来だとか

・・・・・・・・・・

ママコナの仲間の花はとてもよく似ている

見分け方をまとめてみた ↓

  苞の縁  下唇の隆起
ママコナ  長い刺状の鋸歯多数  
ミヤマママコナ  つるっとしている(全縁)  白色〜黄色
シコクママコナ 刺状の鋸歯はまばら  黄色 

2・3・4・5  左 下唇の拡大  右 苞の縁の拡大

・・・・・・・・・・・・・・・

2  「苞」の縁は、まばらに棘があり、下唇の隆起は白 ・・・→シコクママコナ??

3・4・5  「苞」の縁は、つるっとしていて、下唇の隆起は白〜薄黄色 ・・・→ミヤマママコナ??


* 同じ山に咲いていても、違う花??




 
ミヤマガマズミかな?:スイカズラ科




  マルバハギ:マメ科




 コウヤボウキ:キク科

咲き始めたばかり




イソノキ:クロウメモドキ科

明王山山頂に大きな木があり、実がたくさん生っていた




ナンキンナナカマド(別名コバノナナカマド):バラ科

葉柄の付け根に托葉があるのが、この木の特徴




シャシャンボ(小小坊):ツツジ科

まだ実は緑色   黒くなるとおいしくなる




 オトコエシ(男郎花):スイカズラ科

オミナエシ(女郎花)の「男」版




     
迫間山城址で

今日の参加者  計12名 




  ★ コースなど

  多治見9:00発=各務野自然遺産の森駐車場へ9:40頃着。

  ・駐車場10:00頃発⇒迫間山城址(昼食)⇒明王山⇒金毘羅山⇒車道⇒駐車場13:50頃着(約4時間の行動時間)

  ・前日の台風の影響が残り延期になるか・・・と心配したが、予報は「晴れ」だったので実施。雨が降る中出発。
   台風一過の爽やかさはなく、じりじり照り付ける日となり木陰が恋しいほどだった。
  ・駐車場から稜線へ出るまでは、薄暗い樹林の中の登りで汗びっしょり。稜線に出ると明るくなったが陽もあたり
   またまた汗びっしょり。時折り吹く風で元気を取り戻した。
  ・麓近くでは、ガンクビソウ・クサギ・ヒヨドリバナ・シラヤマギク・オトコエシが咲き、稜線には、
   ママコナ(継子菜)の仲間がたくさん咲いていてちょうど見頃。コウヤボウキも咲き始めていた。
   ナツハゼやイソノキやシャシャンボの実も生っていた。
  ・アゲハチョウの仲間に、何度も出会った。


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